中国が多重のCPI上昇圧力に直面=人民銀副総裁
全国政協委員である中国人民銀行(中央銀行)の潘功勝副総裁は先般記者の取材に答えた際、2013年の消費者物価指数(CPI)上昇率を3.5%以内に抑制するという目標について、「自信はあるが、一つの挑戦でもある」と述べた。潘副総裁は「現在、CPIには輸入型インフレの圧力がかかるだけでなく、タイムラグ要因の影響もある。予定されている一次産品の価格改革もまた、CPIの上昇にとっては圧力となる」と指摘した。8日付中国証券報が伝えた。
貸付規模の増加について、潘副総裁は「具体的な数字を示すのは難しいが、合理的で適切な伸びの維持に努める。マクロ経済の動向に合わせて、貸付政策も相応の調整を行う」と述べた。