業界関係者は、都市部・農村部の一体化は、消費拡大の重要な原動力であると表明した。世界の経験を見ると、1人当たりGDPが2000ドルに達した場合、供給が需要を上回るという現象が生じる。中国の場合、1人当たりGDPが1000ドル未満だった時点で、すでに85%以上の商品にこの現象が生じていた。これは、当時の総人口の70%を占めていた農村人口の購買力が低く、社会の効果的な需要が不足したことを主因とする。需要の総量、需要のレベルのいずれの面から考慮しても、都市部・農村部の一体化の実現は消費拡大に資することになる。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2013年3月10日