温家宝総理は5日、第12期全国人民代表大会(全人代)第1回会議の政府活動報告の中で、経済発展の新たな未来図を示した。専門家は、今後の経済成長の原動力は、主に消費・投資になると表明した。消費拡大には消費能力の強化、都市部・農村部の一体化の加速、労働市場の再編が必要だ。
政府活動報告は、内需拡大を経済発展の長期戦略・プランとし、消費の基礎的な作用および投資の重要な作用を十分に発揮するよう求めた。内需拡大の難点と重点は、消費にある。国民の消費拡大は、消費能力の強化、消費見通しの安定化、消費意欲の向上、消費環境の改善に取り組み、消費の経済成長に対するけん引力を絶えず強化する必要がある。