日本車が最大の受益者に
今回の新政策が、補助金支給額を16段階に分けたのは、すべての車種を支給対象にするためだ。燃費性能を基準にするならば、HVが勝者になることは間違いない。これは今までの補助金支給の弱い立場と、鮮明な対照をなすものだ。
張氏は、「これまで国家は自国産業保護を考慮し、外資系企業が優勢を占めるHVを補助金支給対象とした際も、3000元しか支給しなかった。しかし新政策は国内外の公平を示した。そのうち日本のHVが最大の受益者になるだろう。現在の世界市場において、日本のHVは欧米系よりも成熟している」と分析した。
例えばトヨタ自動車が世界で持つHV特許技術と420万台のHVは、商業化使用段階に入っており、同技術の市場成熟度を十分に証明している。
トヨタの他に、ホンダもHVを大量に導入している。