中国証券監督管理委員会(証監会)は先般、『ファンド管理会社自己資金の運用管理に関する暫定規定(討論稿)』を発表し、一般からの意見募集を始めた。意見募集期間は15日間。15日付中国証券報が伝えた。
『暫定規定』では、ファンド会社の自己資金の投資範囲が拡大された。今後、ファンド会社の自己資金は、銀行預金、債券、中央銀行手形、証券投資ファンド、商業銀行の資産運用商品、特定顧客向け資産管理計画、集合資産管理計画、集合資金信託計画への投資、子会社を設立して資産管理業務関連の株式投資を行うことが可能となる。これで、ファンド会社の自己資金による投資の選択肢が増え、投資効率の向上にもプラスとなると見られる。
「中国証券報」より 2013年3月15日