中国銀行の肖鋼会長は14日、中国証券報記者の取材を受けた際、銀行業の高度成長の時代がすでに終わり、中国銀行業はいよいよ1ケタ成長の時代を迎えるだろうとの見方を示した。15日付中国証券報が伝えた。
「銀行業成長減速の最も大きな原因はマクロ経済環境の変化によるもので、金利自由化関連の改革、銀行業手数料基準の規範化などが銀行業の業績に影響を与えてる」と肖鋼会長が指摘した。また、銀行業の改革の効果が弱まっていることも銀行業成長減速の重要な原因であるという。
「利益成長圧力を受け、銀行業の成長率が明らかに低下しており、過去数年の20%以上の高度成長はすでに終わった」と肖鋼会長が見ている。
「中国証券報」より 2013年3月15日