人材紹介会社、ロバート・ウォルターズ(本社:ロンドン)は月曜日に報告書を発表し、中国の今年の給与水準は全体的に15−25%増加すると予想した。同報告書は、今年新たに採用される人材の給与増加率が最高となり、すでに安定した職に就いている人の場合、今年の給与増加率は8%になるとした。
ロバート・ウォルターズは広範な調査に基づき、上述した予想を導き出した。世界銀行は、中国経済の今年の成長率が8.4%に達すると予想した。同報告書は、一般的なサラリーマンの給与増加率は、中国経済全体の成長率と一致すると予想した。しかし新入社員、もしくは流動性の高いポストの場合、今年の給与増加率は25%に達する可能性がある。これは中国経済の経済成長の維持、求人市場の緊張化による客観的な需要によるものだ。
しかし同調査によると、技術面で高い条件が設けられている専門的なポストの場合、求職者の期待する給与が減額している。これは中国経済の情勢が、楽観視できないためだ。