中国証券報と中国社会科学院、中証金牛金融研究セーターを共同設立
中国証券報傘下の中証金牛(北京)投資コンサルティング有限公司と中国社会科学院金融法律・金融監督管理研究基地はこのほど、共同で中証金牛金融研究センターを設立した。金融分野における最先端の問題の研究を強化することが目的であるという。19日付中国証券報が伝えた。
研究センターは共同研究や交流のプラットフォームとなっている。理論や応用面の課題の研究のほか、金融商品の評価・信用格付けや教育・研修などの金融サービスの提供を試験的に行う。
研究センターの設立式典で、中国社会科学院ポストドクター管理委員会秘書長兼中国社会科学院金融法律・金融監督管理研究基地主任の胡濱氏は、「理論の研究は現実社会と密接に結びつけて初めて成果を得ることができる。中証金牛(北京)投資コンサルティング有限公司は中国の金融市場の最先端を歩んでおり、双方の協力は金融の監督・管理理論の研究にプラスに働く」と述べた。中国証券報と中証金牛金融研究センターの両方のチーフエコノミストを務める衛保川氏は、「中国社会科学院の専門性の高い研究チームの力を借りて、資本市場の先端問題の研究成果を高めることで、中国証券報の報道内容の質を引き上げることや、中証金牛(北京)投資コンサルティング有限公司の金融問題研究水準の向上が期待できる」と話した。
中国社会科学院金融法律・金融監督管理研究基地は、中国社会科学院が設立し、中国社会科学院金融研究所の管理下に置かれている、金融の監督・管理、金融政策などの分野における重要な理論や実務上の問題を専門とする研究機関である。
中証金牛(北京)投資コンサルティング有限公司は中国証券報傘下の資産運用商品の評価や投資コンサルティングのプラットフォームで、金牛理財網(資産運用サイト)の運営主体でもあり、ファンド、銀行の資産運用商品、証券会社の集合資産管理計画関連のデータベース、情報、研究などの業務を扱っている。