中国商務部(商務省)が19日に開いた定例記者会見の中で、沈丹陽報道官は日本のTPP交渉参加の問題について、「我々は一貫して、世界の各経済体は自国の国情および発展水準に基づき、自らの経済一体化に適した手段を選択する権利を持つとしてきた。我々は地域経済一体化の目標を実現するすべての提携事業に対して、開放的かつ寛容な態度を持っている」と表明した。中国経済網が伝えた。
沈報道官は、「我々はまた、世界の大多数の国家を集める多国間貿易体制が、依然として世界貿易自由化を推進する主要ルートであると信じている。いかなる地域間・二国間の貿易も、多国間貿易体制の代わりになるのではなく、有益な補完となるべきだ。我々は各方面との連絡と交流を維持し、上述した交渉の影響を分析する。中国は自らの自由貿易区戦略を加速するだろう」と発言した。(編集YF)
「人民網日本語版」2013年3月20日