3月第1週以降、商務部発表の食用農産物価格が低下傾向を辿っている。これを受け、3月のCPI上昇率が前年同期比で2.5%前後の低水準になると予測されている。
2月のCPI上昇率が市場の予想を上回ったが、一部の専門家は、「現在の農産物価格と生産財価格の動きから、短期的にはCPIがさらに上昇する確率が少ない」とし、3月の前年同期比CPI上昇率が2.5%前後にとどまると予測している。一方で、「前年の基数という要因の影響で、CPI上昇率が第3四半期にピークを迎えるだろう。この傾向が続くようであれば、金融政策の微調整が行われる可能性がある」とも指摘されている。
「中国証券報」より 2013年3月21日