中国太陽光発電産業の「起死回生」が可能か

中国太陽光発電産業の「起死回生」が可能か。 無錫尚徳太陽能電力有限公司は中国で初めて自己破産を申請した大手太陽エネルギー関連企業であり、熾烈な市場競争の中では、低コストの融資と政府の支援があっても、企業が永久に存続する保証はないことを地方政府と企業の管理層は既に実感している…

タグ: 中国太陽光発電産業

発信時間: 2013-03-27 16:32:17 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

無錫尚徳太陽能電力有限公司の破産手続きは、中国の太陽光発電産業の統合・再編の呼び水となり、過剰な生産能力の緩和にプラスに働くものの、産業全体の生産能力のバランスを調整するには及ばない。需要と価格の周期的な低迷という困難な状況の中、中国の太陽光発電産業は概ね二つのグループに分かれる。一つは破産した無錫尚徳のように、負債の沼に飲み込まれる企業。そして、一方で、バランスシートが健全な一部の企業は、低コスト、低収益のモデルで発展の道を模索しつつ、大企業の破産によって生じるチャンスを手に入れる準備を整えている。

他企業を吸収合併するにしても、再編を迫られたとしても、太陽光発電産業の健全な発展には健全な市場システムが欠かせない。中国は3月1日、『分散型電源の送電網接続サービス』政策の正式な実施を開始し、国内の太陽光発電などの分散型電源の応用に向けた取り組みを開始した。国家『エネルギー発展「十二・五(第12次5カ年計画、2011―2015年)」計画』によると、2015年までに、中国の分散型太陽光発電施設の発電量は1000万キロワットに達し、対外開放型太陽光発電関連企業の発展モデルの転換にとっては、絶好のチャンスとなる。内需に着眼し、企業の競争優位を形成することは、太陽光発電産業の今後の活路である。

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