WTO・世界貿易機関のラミー事務局長は28日、「今後数年間、先進国は発展途上国の急速な成長から利益を得ることになる」と表明した。
ラミー事務局長は今年8月にWTO事務局長の任期を終えるが、フランスのラジオ局「ヨーロッパ1」の取材に、「世界経済の今の状況から見れば、先進国と発展途上国は経済規模がほぼ同じ2つのグループに分かれたが、途上国の成長は先進国を大きく上回っている」と述べた。
ラミー事務局長はまた、「ここ数年この状態は続き、発展途上国の巨大な市場で消費者が急速に増えていく。先進国はこの中にチャンスを求め、途上国の発展に参与することを通して、高い失業率の問題を解決しなければならない」と明らかにした。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2013年3月30日