ボアオ・アジアフォーラムが26日に北京で発表した最新のアジア経済競争力報告書によると、香港はアジア太平洋全体の51の経済体の中で、インフラ・総合的な経済実力などの項目で上位に浮上し、総合順位を昨年の3位から1位に上げ、シンガポールを抜きアジア太平洋で首位となった。香港紙・大公報の報道を引用し、中国新聞網が伝えた。
同報告書は、「アジア太平洋の重要な交通・金融・観光センターである香港の経済成長率はやや低下したが、ビジネス行政効率・インフラ状況・社会発展水準などの面で独特な優位を占めている」と指摘した。
競争力の5大項目を見ると、香港は世界一流のインフラ、安定したマクロ経済環境を持つ。この2項目は37の経済体のうち首位となり、ビジネス行政効率は4位となった。
香港は社会発展水準、人材・イノベーション能力でも上位に入選し、それぞれ6位・8位となった。
香港は総合的な経済実力の面で高い成長率を維持した。好景気を受け、香港では各職種の人材不足が生じ、全体的な就業者数が過去最多を記録した。同報告書はまた、「香港の税率は全体的に低く、世界輸出入・中継貿易センターの地位を維持した」と指摘した。
しかし同報告書は、「台湾・イスラエル・シンガポール・韓国と比べ、香港の人材・イノベーション能力はやや劣っている」と強調した。そのうち香港の高等教育入学率、公共教育支出の財政収入に占める比率が低めとなっている。香港の1人当たり特許出願件数・特許件数、ハイテク産業の輸出に占める比率は上昇したが、台湾・韓国などの経済体を下回っている。
「人民網日本語版」2013年3月30日