先週、イースター休暇による休場で、香港株式市場の取引日はわずか4日間、この間、キプロス預金課税騒動、イタリア政府の組閣難航、内陸部の不動産規制政策の強化などのマイナス要因が市場の混乱を招いた。この週は、ハンセン指数が上昇したものの、上昇幅はわずか0.83%だった。1日付中国証券報が伝えた。
今後1週間、連休により取引日はわずか3日間となり、香港株式市場全体の投資意欲は更に低下する可能性がある。テクニカル分析から見ると、ハンセン指数は22000ポイント以上で推移しているが、外的圧力や市場の投資意欲減退などのマイナス要因の影響を受け、短期的に22000ポイントを割る可能性もある。現在、ハンセン指数は一時的に30週移動平均線を上回っているが、今後の一時期に30週移動平均線を割り込み、60週移動平均線を試す可能性が大きい。
「中国証券報」より 2013年4月1日