中国銀行業監督管理委員会はこのほど「小規模企業金融サービスの深化に関する意見」を通達した。中小銀行を中心とする商業銀行に対して、小規模企業への金融サービス専門の機関を設置するよう促し、小規模企業の与信顧客数が法人顧客全体に占める割合、および直近6カ月間の月末平均与信残高が法人与信残高全体に占める割合が一定以上の商業銀行に対しては、同一都市内に一度に複数の支店を開設することを認めるほか、半年以上の間隔を開けるという申請制限も適用しないという内容だ。
昨年末時点で小規模企業への融資残高は14兆7700億元。融資全体の伸び率を2.62ポイント上回ったほか、前年同期を19億6000万元余り上回り、「2つの下回らない」目標を4年連続で実現した。
「人民網日本語版」2013年3月31日