中国環境保護部科学技術標準司標準処の馮波処長は先般、清華大学環境学院が開催した「第六回中国環境産業大会」で、「現在、中国の汚染物質は約3000種類に上るが、排出規制があるのはわずか100種類あまり。今後、汚染物質のモニタリングと規制の範囲を拡大し、汚染の処理・対策の基準を引き上げる方針である」と述べた。1日付中国証券報が伝えた。
環境保護部環境計画院の副院長兼チーフエンジニアの王金南氏は「『十二・五(第12次五カ年計画、2011―2015年)』期に、中国の汚染処理・対策に関しては、巨大な需要があり、投資総額が数千億元に達し、環境保護設備業、汚染対策サービス業などの産業の急速な発展を促進するのは間違いない」との見方を示した。
「中国証券報」より 2013年4月1日