中国の大手ポータルサイト新浪網は4月1日、大規模なリニューアルで一新したトップページの使用を正式に開始した。到来する「ビッグデータ時代」を迎え撃つことが狙いとされている。新浪網の今回のリニューアルのコンセプトはソーシャル化、モバイル化、カスタマイズ、ローカライゼーションである。2日付中国証券報が伝えた。
メディアの特徴を代表するサイトとして新浪網はこれまで、内容や様々なソースを凝縮することに頼ってきたが、そのやり方は既に時代遅れとなり、企業広告収入の伸びは徐々に鈍化し、2012年第4四半期の広告収入は前年同期比7%増の1億107万米ドルにとどまった。リニューアルを通して、新浪網はビックデータを基盤としたインタラクティブ・マーケティングのプラットフォームを構築することを目指しており、広告と情報の関連性を高め、インタラクティブ広告の利用率を高める。