外国人向けの私立病院の医師も同じ意見だ。
中国に駐在する外国人に医療サービスを提供する私立病院、北京和睦家医院の王恵民医師は、「大気汚染によりここを離れると、多くの患者が口にしている。会社の人材募集が難航しており、世界で大気汚染が最も深刻な都市で働くよう説得できるわけがないというのだ」と語った。
大気汚染はこれまでも北京の住民によって懸念されてきた問題だ。しかし北京市政府と米国大使館が1月に発表した大気品質データによると、有毒物質を含む濃霧の濃度が、世界保健機関の定める健康基準の40倍に達する日もあった。
最近の大気汚染は1月の「世界の終末」の水準に達していないが、健康に有害な水準に達することが良くあり、関連部門も市民に外出を控えるよう呼びかけている。