「桃源郷」のような行く先がこの春に山東省沂源県で盛んに論議される話題となっている。沂源県南魯山鎮(町)の海抜700余メートルの唐家寨村の山頂では神秘的にも、面積20ヘクタール以上の「小さな森林」が現れた。
この青々と生い茂る山林は大自然の恵みではなく、地方政府機関と事業体に勤務している二組の夫婦が余暇を利用して作った人工林である。「夫婦林」の主人の1組は崔宝利、石伝美さん夫婦で、もう1組みは唐効科、李艶紅さん夫婦である。この一面の緑色の夢を実現するため、この禿げ山の斜面で、すでに10年間苦労をいとわず奮闘し、2万数本の木を新たに植樹し、1万数本の林木を育て、勤勉の両手でこの広い山野に木々を栽培し、緑を保護する物語を書き上げた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2013年4月7日