米メディア：「新世代の中国人観光客」が台頭
米メディア：「新世代の中国人観光客」が台頭。
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米CNNは4日10日、「中国人の観光：メリットあり、デメリットあり、反撃あり」という見出しの文章を掲載した。
中国人の海外旅行ブームは世界の観光産業に影響を与える最大要素の一つとなっている。世界観光機関（UNWTO）がまとめた報告によると、2015年には中国人の海外旅行者数は1億人に達する見通し。2012年、中国は海外旅行での消費額が世界一多い国となった。
中国人観光客の増加に対応するため、世界の観光産業は調整を開始した。北京のある旅行会社創業者・張玫さんは、中国人観光客が自宅に帰ったように感じられる接客をするため、一部の高級ホテルは積極的な転換を図っていると明かした。中国出境游研究所（COTRI）のアールター所長は、世界の観光産業は「中国人観光客は伝統通りこれが好きに違いない」といった古い考えにとらわれてはならず、彼らの声に耳を傾ける必要があると見ている。
アールター氏によると、中国人観光客は2つのタイプに分けることができる。1つは、10日以内で欧州8カ国を周るバックパッカーである。彼らはお粥や電気ポットなどの「変化」に感動する。もう1つは、近ごろ増えている「新世代の中国人観光客」と呼ばれる人たちである。彼らは良い教育を受け、旅行の経験も多く、「田舎から出てきた、インスタント麺がなければ何もできない無知の観光客」と思われることを非常に嫌っている。
一方、中国人観光客の良くない態度も見受けられる。張玫さんは具体的に一つのケースを挙げた。ある金持ちの中国人女性客が火をつけたタバコを持ってイタリア・ミラノの高級品店に入った。店員がタバコの火を消すようにお願いすると、女性は店内での喫煙を許せばすぐに財布を20個買うと言った。その後の展開は簡単に予想がつくだろう。女性客は灰皿を持って店内を周り、この店はその日多額の利益を計上した。
「中国網日本語版（チャイナネット）」2013年4月11日
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