今年の北京の春は肌寒い天気が続いているが、第1四半期の全国自動車市場の業績は好調だ。中国自動車工業協会が発表した最新のデータによると、3月の自動車生産・販売台数はいずれも200万台を超え、記録を更新した。1-3月の自動車生産・販売台数の増加率(前年同期比)はいずれも10%を超え、第1四半期の自動車生産・販売は予想を上回る活況を呈した。これまで業界では、2013年通年の自動車市場成長率が依然として一桁台を維持し、約8%になると予想されていた。第1四半期の好調なスタートは、通年の生産・販売情勢に向けた基盤となった。北京晨報が伝えた。
◆日本車が3月に持ち直し
日本車の3月の販売はやや持ち直したが、前年同期比の下げ幅がやや拡大した。統計データによると、3月の日本車(セダン)の販売台数は70%増となったが、前年同期と比べた場合、販売が大幅減となった。日本車の3月の販売台数は18万1200台に達し、セダン販売台数全体の17.44%を占めた。日本車の第1四半期の販売台数は45万6400台で、全体の15.33%を占めた。
自動車メーカー販売トップ10の順位を見た場合、3月単月の販売台数にせよ、第1四半期の販売台数にせよ、東風日産と一汽トヨタの販売台数がいずれも減少した。そのうち一汽トヨタは第1四半期の販売トップ10から除外された。第1四半期の販売トップ10は次の順となった。上海GM(35万3500台)、上海FW(34万3400台)、一汽FW(33万6700台)、北京現代(19万500台)、東風日産(14万5000台)、神龍汽車(13万500台)、吉利汽車(12万8900台)、比亜迪(11万8900台)、長安フォード(11万6400台)、東風悦達(10万6200台)。