中国水利水力発電建設が受注したガーナのブイ水力発電所が3日稼動を始めた。これにより、ガーナのエネルギー危機が緩和される見込みである。
ガーナのマハマ大統領が稼動式に出席し、「ここ数年、ガーナでは急速な経済成長に伴い、電力不足が日増しに明らかになってきた。ブイ水力発電所の建設は、ガーナの電力不足を緩和し、工業と住民の電力需要を満足させるだろう」と話した。
また、ガーナ駐在の龔建忠中国大使は挨拶で、53年間にわたる中国とガーナの友好交流の成果を振り返った上で、「ブイ水力発電所の建設は両国の深い絆で結ばれた友好の賜物だ」と評価した。
2008年、中国政府の支援を受け、ブイ水力発電所の建設が始まった。今年末には発電機3台がフル稼働し、総出力は400メガワットに上る予定である。
「中国国際放送局 日本語版」より 2013年5月4日