中国インフラ建設大手の中国鉄建(CRCC)は8日、同社の2012年の8億3700万元の高額業務関連接待費が報道で明らかにされたことを受け、年間接待費の10%削減を目指すとの姿勢を示した。9日付中国証券報が伝えた。
巨大な業務規模が接待費が膨らんだ原因であると中国鉄建が説明した。2012年の同社の営業収入が4843億元で、業務関連接待費の営業収入に占める割合はなお『企業所得税法実施条例』で規定された企業所得税控除比率の上限をはるかに下回っているとして、接待費の合理性を強調した。一方で、中国鉄建は、8億3700万元の年間接待費は高額なものであると認め、2013年に10%以上の削減を目指すと表明した。
「中国証券報」より 2013年5月9日