円の大幅下落と大台突破は日本の株式市場にも影響し、同日の株式市場は高水準で推移し、最終終値は5年の最高を更新した。
円安は日本の製造企業の業績も後押ししている。野村証券によると、1ドル100円で計算した場合、日本企業(金融業を除く)の2013年度の経常利益は前年比50%増になる。同社の田村浩道チーフ・ストラテジストは、円安の動きを見ると、企業の業績はまだ増加する余地があると話す。
また多くの業界関係者は、100円の大台突破後も円安は続くと見ている。
アナリストは、多くの円資産の流出に伴い、円は向こう数カ月において更なる圧力を受けると予想。さらに、米国の良好な経済データは、円安ドル高に拍車をかけるとも見られている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2013年5月13日