中国国家発展改革委員会(発改委)は先般、『炭素捕獲・貯留・利用関連のモデル事業の推進に関する通知』を下達し、炭素捕獲・貯留・利用における政府の方針を明確にした。15日付中国証券報が伝えた。
通知では、炭素捕獲・貯留・利用(CCUS)のモデル事業は、「十二・五(第12次5カ年計画期、2011―2015年)」の温室効果ガス削減における重要課題であると強調された。また、火力発電、石炭化学工業、セメントと鉄鋼業において、炭素捕獲プロジェクトを試験的に展開し、今後の同事業における基準や関連インセンティブ政策の策定に土台を作るという。
「中国証券報」より 2013年5月15日