日本の家電大手シャープが14日発表した2013年3月期決算によると、純損益が5453億円に上り、過去最高となった。前年度の赤字は3760億円だった。「中国証券報」が伝えた。
あるアナリストの指摘によると、赤字の主な原因は主力の液晶テレビ、液晶パネル、太陽電池などの需要が落ち込んだことで、これに事業再編コストが積み重なり、赤字額は市場の予測を大幅に上回った。たとえばロイター社のアナリストは赤字額を4500億円と予測していた。
シャープによると、現職の奥田隆司社長が会長に就任し、高橋興三副社長が後任に昇格する。また片山幹雄会長は退任して特別顧問に就任するという。