財政部が13日発表したデータによると、4月の全国の財政収入は第1四半期の一桁成長に続く低成長で、7%以下の伸び率は前年同月のGDP成長率だけでなく、年間8%の歳入予算額の伸びをも下回った。
現段階で財政収入の伸びがGDP成長率を下回ったのをどうみたらいいのか、新華社の記者が専門家に聞いた。
◇中央財政が再びマイナス成長 不動産は地方財政の二桁成長を支える
中央財政収入は前年比2.2%減、地方財政収入は同14.7%増。財政部が発表した4月の財政収支の状況をみると、中央財政と地方財政はマイナスとプラスの二極化がみられた。
「4月の財政状況は第1四半期の状況を引き継ぎ、全国の財政収入は低迷、中央財政収入の伸び率はマイナスだった。経済成長の鈍化のほか、政府の利益還元、構造的減税を実施したことが要因と考えられる。減税対象の大部分は中央財政収入にあたる」。財政部財政科学研究所の白景明副所長はこう語る。