日本企業、東南アジアに進出
財務省が発表した貿易統計速報によると、2012年上半期の貿易収支は3兆2190億円の赤字で、比較可能な1979年以降で、半期ベースとしては過去最大となった。中国の経済発展の減速以外にも、釣魚島(日本名・尖閣諸島)問題により悪化した中日関係に改善の兆しが見えないことも、その主因となった。共同通信社は、日本の貿易赤字は長期的に継続される可能性があるとした。
日本企業はこれを受け、直接投資の重心を中国以外のアジア諸国にシフトしている。
安倍晋三首相は5月13日、来日中のハサナル・ボルキア・ブルネイ国王(ASEAN議長)と、首相官邸で会談した。双方は、協力により同会議を成功させることで一致した。