ドル・円相場がこのほど、4年ぶりに1ドル=100円の大台を突破した。同相場は14日、1ドル=101円以上で推移した。一部の機関は、「円安の流れは抑えがたく、ドル・円相場は将来的に、1ドル=120円に達する可能性がある」と予想した。中国証券報が伝えた。
このほど公表された2012年会計年度(今年3月31日まで)の年次報告書によると、円安の輸出促進効果により日本自動車メーカーが利益を受け、各社の業績が予想を大幅に上回った。
アナリストは、「日銀の量的緩和策が猛威をふるい続け、円安のすう勢が逆転しがたくなった。近年深刻な影響を受けていた日本の自動車産業は、さらに業績が刺激される可能性がある」と指摘した。