韓国の未来アセット証券によると、日本企業の輸出製品のドル建て単価は、円安により昨年11月から今年3月末までに平均5%低下した。一方、韓国の輸出製品の単価は0.5%低下で、日本の10分の1に留まった。
韓国ウリ金融経営研究所は、1ドル=1100ウォン、1ドル=100円の水準がそれぞれ維持されれば、韓国製造業の営業利益が今後1年間で9兆ウォン減少すると予想する。
韓国IM投資証券のイ・ジョンウ・リサーチセンター長は「同じ市場で競争する韓国と日本は今、崖っぷちの戦いに追い込まれている。円高の期間、日本企業が身を削る努力で競争力強化に取り組んだように、韓国企業も為替だけに依存せず、長期的な目線で競争力を高めていかなければならない」と指摘した。(編集SN)
「人民網日本語版」2013年5月17日