円安の進行、人民元の潜在的なリスクに

円安の進行、人民元の潜在的なリスクに。 昨年11月より、大幅な円安により日本の輸出企業の利益が増加し、株式市場の大幅な全面高を引き起こし、消費者の自信を高めている。一方で、中国にとって、円安が中期的に形成する外部リスクは、人民元の未来の潜在的な重大リスクになる。なぜなら過去数十年間と異なり、日本の高級電子製品・自動車・工業製品は…

タグ: 円安の進行

発信時間: 2013-05-27 16:59:41 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

中国中央銀行の為替政策はジレンマに陥っている。経常利益を支援すれば、円安ドル高の局面で元安を求めなければならない。一方で背後に潜む巨大な経済バブル(不動産と産業能力)を考慮するならば、人民元相場の上昇を維持しなければならない。人民元が元安を操作した場合、資産価格の急激な低下を招き、国内の信用引き締め圧力を拡大する。なぜなら人民元の信用供給は過去10年間に渡り、資産価格上昇により拡大されていたからだ。元建て資産の縮小は、信用条件の大幅な上昇を意味しており、これにより巨大な通貨引き締め効果が生じ、景気低迷およびさらなる元安の圧力が生じる。

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2013年5月27日

     1   2   3  


iphoneでもチャイナネット!

日本人フルタイムスタッフ募集    中国人編集者募集
「中国網日本語版(チャイナネット)」の記事の無断転用を禁じます。問い合わせはzy@china.org.cnまで
 

コメント

コメント数:0最新コメント

コメントはまだありません。