国際通貨基金(IMF)のデビット・リプトン筆頭副専務理事は29日に北京で、「IMFは中国の今年の経済成長率の予想値を、7.75%に下方修正した」と発表した。IMFはこれまで、中国経済の今年の成長率を8%と予想していた。30日付中国証券報が伝えた。
同氏はまた、中国経済が急速に冷え込んだ場合、予算余剰金を経済成長の刺激に充てるなど、状況に応じた財政刺激策を講じ、国民の所得増、消費刺激に努める必要があるとの考えを示した。これにより経済のリバランスが実現できるという。
「中国証券報」より 2013年5月30日