2012年の低迷を経て、広汽ホンダは2013年、大胆な計画を遂行している。同社が計画中の新たな生産ライン・第3工場は、様々な面で飛躍的な進展を果たし、インテリジェント化された環境にやさしい工場として、資源消費の最小化、効率の最大化を目指す。広州市増城で5月28日に開かれた、広汽ホンダ第3工場・エンジン工場の着工式で、同社の姚一鳴執行副総経理は、「当社は同生産ラインをホンダの世界で最も先進的、効率的、エコロジーな生産ラインとし、ホンダが持つ日本国内外の自動車工場を超越する」と宣言した。国際金融報が伝えた。
◆日本の工場を超越
力強く発展する中国の自動車市場、良好な投資環境を背景とし、中国で生産される自動車は品質が高まっている。高い品質の裏側には、卓越した工場の品質・実力がある。アウディは2008年に「オールデジタル化工場」を、BMWは2012年に「世界最先端の鉄西工場」を建設したが、広汽ホンダは2013年夏に「ホンダが持つ日本国内外の自動車工場を超越する」第3工場を着工する。
公式発表によると、広汽ホンダの第3工場は先進性、生産効率、省エネ・エコなどの面で、ホンダが世界に持つ他の工場をリードしている。第3工場はまた、中国初となるホンダの最新生産技術が採用された。第3工場はSmart-SSC(Small、Simple、Compact)をコンセプトとする、インテリジェント化された環境にやさしい工場として、資源消費の最小化、効率の最大化を実現し、業界の新基準を樹立する。
今年創立15周年を迎える広汽ホンダの各工場は、いずれも業界をリードしてきた。1999年に1台目のアコードをラインオフした広汽ホンダ黄埔工場から、中国自動車業界初の「廃水ゼロ排出」を実現した増城工場、そしてホンダが世界に持つすべての工場を超越する、エコ・集約の面でより卓越した能力を示す第3工場に到るまで、同社は現地化の歩みを加速し続けている。