中国EC大手の京東商城、米小売最大手のウォルマート、中国物流大手の順豊エクスプレスはこの数カ月に渡り、生鮮食品の販売・宅配事業を推進している。生鮮食品の保存と輸送は厳格な低温・恒温条件を必要とするため、業界内では「冷凍食品産業チェーンにおいて、倉庫設備・輸送サービスなどの上場企業が、高度発展の軌道にのる可能性がある」と予想されている。31日付中国証券報が伝えた。
業界関係者によると、現在「生鮮食品のEC」については、三種類のモデルが形成されている。一つ目はウォルマートを始めとするオフラインの売り場・スーパー、二つ目は京東商城を始めとする総合型ECサイト、三つ目は順豊エクスプレスを始めとする物流企業によるシェア争奪だ。
「中国証券報」より 2013年5月31日