■販売中止へ
一方、同社の金野琢馬・代表取締役は、「鯨の肉を犬用おやつに加工して販売することは日本の法律に違反していない」と釈明する一方、フランス通信社(AFP)の取材に対して、「日本では多くの人がペットの犬を家族同然の存在とみている。(動物保護団体は)クジラを重要な動物だとみているが、私たちは犬も同じぐらい重要だと思っており、犬にいろんなものを食べさせたいと思っているだけ」と語った。
さらに「捕鯨をめぐる議論にあまり詳しくなかったかも知れない」とし、「誰かの心をかき乱す恐れがあるのなら当該商品を販売する価値はない。鯨ジャーキーの販売を中止する」と述べた。