日本のJR東海がリニア車両「L0系」の試験運行に成功したことで、「リニア中央新幹線」に再び世界の注目が集まっている。時速500キロ以上に達し、現代世界の最高技術を集めたこの新幹線は、日本各界から「新時代を切り開く」大きな期待を寄せられている。
だが卓越した技術を持つ一方で、巨額を費やしたリニア中央新幹線の営業運行は多くの懸念材料を抱えているようだ。今後の建設と運行は具体的にどのような課題を抱えるのだろうか。中日の高速鉄道産業に精通する拓殖大学の王曙光教授が人民網の取材に応じ、詳しく解説してくれた。
----リニア中央新幹線は高速鉄道大国・日本の最高技術の結晶だ。技術的優位性はどのような点に見られるか?
日本のリニア技術研究は1970年代に始まり、1990年代に実験線路を建設した。緻密に、入念に進められてきたと言える。