世界銀行アジア太平洋財政経済協力・発展センターは13日、上海で「2013年世界経済見通し」をテーマとする発表会を開いた。発表会で、世銀開発見通し局のハンス・ティマー局長は、中国経済は世界金融危機から脱却し、回復に向かっているとの見方を示した。14日付中国証券報が伝えた。
ハンス・ティマー局長は発表会で、「世界経済が再び成長の軌道に乗っているが、成長速度は世界金融危機前より緩慢なものである」と指摘した。世界のGDP成長率について、2012年は約2.2%、2014年は3.0%、2015年は3.3%になるとの見通しを示した。中国については、「中国経済はほぼ世界金融危機から脱却し、比較的良い成長の勢いを維持している」と述べた。
「新華網日本語」より 2013年6月16日