ファンド研究機関のモニタリングデータによると、現在、ファンドの平均持ち高は既に8割を割り込んでいるが、ETF(上場投資信託)は先週、週間ベースで年内最大の純資金流入額を記録し、業界関係者は「底値買いによるものである可能性がある」との見方を示している。17日付中国証券報が伝えた。
万博基金経理研究センターのデータによると、6月14日時点で、「主動型株式ファンド」の平均持ち高は78.65%、前の週の80.10%に比べ、1.45ポイント低下した。持ち高が80%以下のファンドは明らかに増えている。先週、保有比率の減少が顕著だった業種は鉄鋼、採鉱、製紙、商業、文化・教育、金融、不動産などで、増加が顕著だった業種は家具、皮革、汎用機製造、農林、建築である。
「中国証券報」より 2013年6月17日