中国の福建省厦門(アモイ)市で開催中の「第5回海峡フォーラム」において、中国大陸部は台湾との協力拡大に向けた31項目の新政策を発表した。新政策の内容は、両岸(大陸部と台湾)間の人員の往来、台湾観光、就業、文化交流、版権取引、両岸間の直接通航、台湾企業の融資支援など多くの分野に及ぶ。17日付中国証券報が伝えた。
新政策には主に以下の項目が含まれる。福建省が国家海峡版権取引センターを設立すること、福建省が海峡国家数字(デジタル)出版産業基地を設立することに同意する。両岸間における大型定期船による輸送ビジネスの発展を積極的に促進する。両岸における貨客船のロールオン・ロールオフ方式による輸送の発展を積極的に支援する。台湾資本の中小企業に対する担保融資業務の展開、海峡両岸科学技術協力聨合基金の設立、台湾資本企業と対台湾科学技術協力企業の科学研究プロジェクトなどへの専用資金による支援を手配する。
「中国証券報」より 2013年6月17日