中国とイギリスの中央銀行である中国人民銀行とイングランド銀行は現地時間22日夜ロンドンで共同声明を発表し、両行は2国間の経済貿易を支援し金融安定化を図るため、2000億元/200億ポンドの自国通貨を融通し合うスワップ協定を締結したと明らかにした。
共同声明によると、協定は期間3年で、双方の同意があれば延長できる。
イングランド銀行の公式サイトによると、同行のマーヴィン・キング総裁は、「中英2国間の通貨スワップ協定調印はイギリス国内の金融安定化にプラスとなる。オフショア人民元市場に流動性不足という事態が起きた際、当該協定の調印により、イングランド銀行は英国内の適格機関に人民元の流動性支援を提供できる」と表明している。