内蒙古(モンゴル)自治区はわが国の石炭市場における生産量の3分の1をになっている。同自治区はこのほど西北石炭取引センターを建設し、石炭の価格設定をめぐってより大きな発言権を得られることを目指している。「人民日報」海外版が伝えた。
このセンターは同自治区烏蘭察布市の取引センター内に建設された。石炭を中心とする大口商品の生産、加工、物流、港湾、末端の利用者などをカバーする川上・川中・川下の企業を取りこんで株式会社を設立し、情報サービスを窓口とし、電子商取引(eコマース)を手段とし、金融サービスを後ろ盾として、長距離輸送を中心とした現代型物流サービスネットワークを実現させ、顧客に現物取引を提供し、長期的には先物取引サービスを提供する計画という。目標として国内最大の「石炭取引センター」と「石炭スーパーマーケット」を建設することを掲げている。(編集KS)
「人民網日本語版」2013年6月28日