2日、権威筋から得た情報によると、中国国務院はすでに国債先物取引の実施案を承認しており、今後、証券監督管理委員会(証監会)が時期を決め、国債先物取引を再開させることが可能になった。市場では国債先物取引再開の時期は9月中旬になると予想されている。中国では、18年ぶりの国債先物取引の再開となる。3日付中国証券報が伝えた。
国債先物取引は国際市場において、すでに成熟している先物品種であり、中国金融先物取引所の重要な予備先物品種でもあった。中国が国債先物を再開する背景には、債券市場の規模拡大と金利の市場化改革の推進にともない、債券保有者の国債先物取引によるリスクヘッジのニーズが日増しに高まっていることがある。
「中国証券報」より 2013年7月3日