「李さん、お手数ですがこのルーム・ランプをつけて下さい……張さん、その廊下のランプはひとまず置いておきましょう。」淄博市博山区の内装材料モールの万家灯火という照明器具店に入ると、大学卒業生の孫莉正さんが忙しく顔中に汗を流しながら働いていた。
「開店からまだ3ヵ月しか経っていませんが、日平均の売上高は800元を超え、この計算で行けば、1ヵ月の売上2万元以上に達することができます!」と話しながらも、喜びの気持ちがずっとこの若い大学卒業生の顔に満ちあふれていた。
創業開始から月収が約5ケタに至るまで、たゆまず努力し続けてきた女子大生はわずか半年たらずの時間でそれを実現した。事実、一部の大学卒業生のように、孫莉さんも卒業後にから就職先が決まらない苦い思いを経験してきた。ある偶然をきっかけに、彼女は学友が張店で経営している照明器具店の商売が非常に盛んで、高利利益を上げていることに気づき、すぐさま故郷の博山に照明器具店を開設する考えが芽生えた。その時、ちょうど博山の内装材料モールがオープンするということで、彼女はタイミングを捉え、店舗を借りた。孫さんの万家灯火という照明器具店が正式に開業し、その良好なサービス、高効率のサービスの質により、地元住民たちの高い評価を得ている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2013年7月9日