中国人民銀行(中央銀行)が先般公告を発表し、銀行間市場債券取引ルールを厳格化したことが9日、明らかになた。10日付中国証券報が伝えた。
人民銀は公告で、銀行間債券市場の取引は全国銀行間同業短期融資センターの取引システムを通じて行うべきと強調。そして、債券登録委託管理決済機関に全国銀行間同業短期融資センターの取引システムを介していない債券取引に対し、関連の決済サービスを提供しないよう命じた。
業界筋は、「今回の人民銀による銀行間市場債券取引ルールの厳格化に関する公告の発表は、銀行間債券市場の債券取引の規範化を図り、市場参加者の合法的権益を守り、市場の健全な発展を促す狙いである」と指摘する。
「中国証券報」より 2013年7月10日