中国経済の急成長の時代はほぼ終わった。現在もっとも懸念されていることは、中国経済の成長鈍化がアジア太平洋地域と世界の経済にどのような影響を及ぼし、中国の国民の自信にどれほど影響するかということである。日本の「産経新聞」が15日に伝えた。
15日の中国株式市場が小幅上昇となったことに、多くの人が胸をなで下ろした。同日の上げ幅は上海株式市場0.98%、深セン株式市場1.56%だった。ロイター通信によると、同日、アジアの株式市場が上昇したと同時に、オーストラリアドルも上昇。地域の経済をけん引する中国の経済データを見ると、成長鈍化はそれほど悲惨ではなく、投資家がようやくほっと一息入れたためと見られる。