注目を集める上半期の中国の主要経済データが15日に発表された。適度な景気減速は中国経済が新たな発展段階に入ったことを反映しているが、環境が厳しく、複雑になり、成長率の鈍化が続く中、中国は経済成長率の最低ラインをどう守るか?15日付の新華社のウェブサイト「新華網」が伝えた。
◇主要指標はなお合理的な区間内
大まかなデータによると、第2四半期の中国経済は前年同期比7.5%の伸びとなり、 前期の伸び率より0.2%鈍化した。
昨年第4四半期に経済成長が回復した以外、一昨年第1四半期から昨年第3四半期まで中国経済は7四半期連続で鈍化した。持続的な鈍化で中国経済に対する懸念が強まっている。
国家統計局の盛来運報道官は国務院新聞弁公室で行われた記者会見で、「経済運営は全体的に安定して下り、景気減速の幅も非常に小さい。主な指標は合理的な区間内にある」と語った。「経済は5四半期連続で7.4~7.9%の区間で運営しており、雇用も基本的に安定している」。