ハーバード大学の博士・教授、米国の元国務長官、著名な外交家・国際問題専門家のヘンリー・キッシンジャー氏は6月30日に貴州省を訪問し、エコ文明理念の世界的な発展の意義について、メディアの取材に応じた。キッシンジャー氏は、「現在の課題は新たな国際関係の構築だという、中国の国家主席の観点が強く印象に残っている。各国は互いに協力するべきで、特に環境・エコ分野でこの原則を参考にする必要がある」と語った。人民網が伝えた。
キッシンジャー氏は開幕を控えている、エコ文明貴陽国際フォーラム2013年年次総会や、貴州省の生態文明理念の実践における成果などについて、自らの観点を発表した。キッシンジャー氏は、「エコ環境に関する取り組みは一国だけで実現できるものではなく、多くの国が共同で実現しなければならない。この会議(エコ文明貴陽国際フォーラム)が、できるだけ多くの国と人を集めることに期待する。彼らは自らが提供できる技術支援、相互協力の方法を強調するべきだ」と指摘した。
エコ文明貴陽国際フォーラム2013年年次総会は、7月19-21日に貴陽国際生態会議センターで開催される。同フォーラムは「生態文明の建設、グリーン革命・モデルチェンジ--グリーン産業、グリーン都市、グリーン消費による持続可能な発展のけん引」というテーマを巡り、中国エコ文明建設の最新成果を発表し、国際エコ環境保護との交流と協力を促進する。(編集YF)
「人民網日本語版」2013年7月18日