バンクオブアメリカ・メリルリンチは22日に発表した研究レポートで、中国大手証券会社である中信証券(06030.HK)の目標価格を16.4香港ドルまで5%引き下げ、投資判断を「バイ」に据え置くとした。23日付中国証券報が伝えた。
メリルリンチは「中国内陸部の市場では下半期、新株発行が再始動すると見られ、投資銀行の収入は上半期に比べ52%増加する可能性がある。また、質権設定式レポ及び資本関連業務の収入が上半期に比べ35%増加する」と見ている。中信証券の下半期の見通しも上半期よりも良くなり、前年同期比及び前期比のいずれにおいても、収益の伸びが期待できる。
「中国証券報」より 2013年7月23日