ゴールドマン・サックス(GS証券)は22日の研究レポートで、蒙牛(02319.HK)の株価がすでにこれまでの目標株価に到達したため、アジア太平洋地区の「コンビクション・バイリスト」から除外すると発表した。投資判断を「バイ」に据え置き、目標株価を33.2香港ドルとした。23日付中国証券報が伝えた。
「バイ」の投資判断の理由として、蒙牛が引き続き中国内陸部の乳業改革でメリットを受けることが挙げられている。これまでの15カ月間に、蒙牛が国内粉ミルク企業の買収などいくつかの大胆な戦略的決定を行ったことから、同社の多角化戦略を再評価する必要があるという。
ゴールドマン・サックスは、現在中国内陸部の乳業供給チェーンは極度に分散したもので、蒙牛が同じ品質の原乳の買い入れコストは世界主要国の企業より45%高く、利益が侵食されているとも指摘した。
「中国証券報」より 2013年7月23日