中国国家統計局の馬建堂局長は先ほど、今年上半期の中国都市部の雇用創出が725万人に達し、前年同期比で31万人増となったと発表した。専門家は、「中国経済は今年に入ってから、比較的強い鈍化の圧力を受けているが、雇用情勢は全体的に安定を維持した」と指摘した。
【第3次産業の雇用増】
中国労働学会の蘇海南副会長は本紙記者に、「第三次産業の労働力を引き付ける能力が強化されている。特に一部の労働密集型の現代サービス業は、国民生活の改善に対して顕著な効果を示している」と分析した。今年の状況を見ると、現代サービス業で発展が最も好調なのは物流・宅配業界で、金融管理・サービスなどの業界の労働力の需要も、今後さらに増加する見通しだ。